さて、めでたくCNCを自作する(かもしれない)ので、
取りあえず形状を考えて行こうと思う。
っと、その前に自作するCNCの目標を設定する。
1.ボール盤や旋盤などの工作機械を一切使用しない。(ただし少しだけ外注。)
……いや、単にボール盤すら持っていないだけなのですが、これが大問題で、多少工作した事の
ある人なら分かると思いますが、普通のハンドドリルでは正確に穴を空ける事が非常に難しく、
空けた穴の位置がずれているため作った部品同士をネジで固定しようとするとネジが入らない、
なんてことは良くあります。
また、糸の子などでは、材料を直線に切る事がこれまた非常に難しいのでダメです。
なるべく簡単な加工を外注する事で費用を押さえようかと思いますが、
加工費が工具より高く付くようならボール盤と何か正確に直線をカットできる機械を
購入する予定です。
2.アルミ程度の金属板のカット+A3以上の加工面積
(A3はA4用紙二枚分の大きさです。)
3.なるべく安く
安くする為に始めはMDF板(木製の加工板)を使おうかとも考えましたが、
金属を加工するのにはさすがに剛性が足りないだろうとの判断から今回は見送ります。
何より湿度や温度の変化によってMDF板が変形して、
折角作ったCNCが使い物にならなくなった……なんて結末は嫌なので。
4.当然USB制御
USBとは言ってもUSB⇔RS232Cケーブルを使う事になると思います。
CNCを自作している人は大勢いるので、その中から一番作り易そうで、
かつ精度が出そうな形状を選択します。
逆に難しいCNCの自作例として、例えば以下のような形状は見送ります。
(画像はここから拝借)
一見するととてもシンプルで良い形状に思えるのですが、よくよく見るとアルミ?板の側面にネジ穴
を切っている事が分かります。
そもそも殆どの加工は外注するんだからいいんじゃないかとも思いましたが、
簡単な事に越したことはありません。
(それに外注が高くて自分で加工する場合に、まともな位置に穴一つ開けられない私に側面は難し過ぎる。)
今回目指すのはこんな感じのCNC
(画像はここから拝借)
しかし、構造はなかなかシンプルなのでこのスタイルを見本にして行きたいですね。
殆ど同じで安い方のRE1000でも54万3,000円です。トホホ
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