2013年9月12日木曜日




最後の写真の白い物は実験用のセメント抵抗です。出力が30Wほどあったような気がするので、普通の抵抗を使うと焼け焦げます。SH7144で無謀にもダイレクトドライブしたような記憶がある……。

DC-DCコンバーターを作るコツを待ておきます。
1.
 大きいコイルを使う事(たぶんチップは難しい……らしい)

 追記:2013_11_14_木
 ヒステリシス損について一応考えておくのが良いと思います。(と言っても磁性体は選べないのですが、、、)
 ヒステリシス損についての解説。

2.
 配線やFETの電気抵抗をできる限り無くします。プリント基板を使っているのはそのためです。(カーッたーナイフで削っただけですが……)(配線は太く短く、ハンダはたっぷりが基本です。)
 始めはブレッドボードでテストをしてみましたが、余り上手く行かず……。(雰囲気を掴むためにはブレッドボードでの実験も良いですが、効率は上がりません。つまりロスが大きい分出力も小さくなります。)
 また、面積が足りない時はハンダを盛って抵抗値を下げるのも一つの手です。

3.
 一番効率を左右するのはやはり駆動周波数とデューティ比です。私の場合は何度もマイコンの設定を(シリアル通信経由で)変えて、いろいろな周波数とデューティ比を試しました。
 その時、エクセルなどの表に結果をまとめる事で、分かり易くすると良いと思います。結果が段々良くなるのか悪くなるのかで、周波数を増やすのか減らすのか、また、デューティ比を上げるのか下げるのか決めていきます。
 理想の実験環境としては出力電力や効率を瞬時に計算して表示する装置と、駆動周波数とデューティ比をボタン一つで連続的に変えていける装置を準備する事です。
 そうしないと私のようにハイパーターミナルでマイコンに「d0024000120」などと送信しなくてはいけません。(ちなみにこのコマンドのdはpwmを出力させ、後の00240までが周期、0120が出力幅を表すようにプログラムしていました。)

4.
 容量の大きな半田ごてが必要(100W以上)始め70Wの半田ごてでやるも、ハンダが溶けずに断念した。




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