2014年11月16日日曜日

ユニバーサル基盤の実体配線図を手書きするためのシートを作成する方法。

PC上で配線できるソフトもあるようですが、
私のように未だ手書きのアナログな人のために書いておきます。

方法は簡単で、
Excelのセルを全て任意の大きさの正方形にして、
全てのセルに「〇(まる)」と書き込んで、
色が濃いと手で書いた線が見難いので薄くし、文字サイズも調整し
印刷プレビューした後に印刷するだけです。

Excelでセルを正方形にするには「Ctrl+A」などで全て選択してから、
セルの行or列の、数字orABCを右クリックし、幅を変更すればいい。

しかし、問題なのは、Excelの行と列では単位が何故か違うため、
同じ値を入れても正方形にならない。
実際に変更してみてからピクセル数を確認するのが望ましい。

普通に、使用するユニバーサル基盤の型番で検索すれば、
その基盤の寸法図が出てくるので、それを拡大して印刷しても構わないのですが、
時々ユニバーサル基盤上に表面実装用のICを配置したいときなどは、
図面を大きくしないと線を書けないので、画像を大きく拡大する事になり、
どうしても荒くなってしまいます。

その点、Excelでシートを自作できれば、穴を表す〇の大きさは文字サイズで決められ、
また〇の間隔も正方形に揃えたセルの辺の大きさで決定できるので、
状況に応じたシートを作成する事ができます。

時には方眼紙で実態配線図を書く人もいるようですが、
やはり〇である方が、ユニバーサル基盤をイメージし易く便利です。

例えばSunhayatoの「小型ユニバーサル基板 ICB-288」
(画像はSunhayatoのHPより拝借。(右に90°回転させている。)
http://sunhayato.co.jp/products/item_image_L/ICB-288_L.jpg)

をExcelで起こすと、




のようになります。(画像は横に配置し直している。基板の表裏合わせて「A4用紙1枚」分のサイズ)
(Blogにアップする関係上、Excelの画像化には、
http://global-wing.com/activity/excel_save_pic.htmlを参考にした。
Excelの枠線が画像に写っていないのは、表示から枠線のチェックボックスを外したからである。)


完成したExcelファイルを以下にアップロードしておく。
ファイルは様々な形式で保存しておいたので、いずれかは開けるだろうと思う。

基板サイズが違う場合は適当に切り貼りすれば、Excelなので簡単に変形できる。

Sunhayato 小型ユニバーサル基板 ICB-288.zip

http://ux.getuploader.com/ADMIS/download/53/Sunhayato+%E5%B0%8F%E5%9E%8B%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AB%E5%9F%BA%E6%9D%BF+ICB-288.zip


(画像は横に配置し直している。基板の表裏合わせて「A4用紙2枚」分のサイズ)
Sunhayato 小型ユニバーサル基板 ICB-293V

http://ux.getuploader.com/ADMIS/download/59/Sunhayato+%E5%B0%8F%E5%9E%8B%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B5%E3%83%AB%E5%9F%BA%E6%9D%BF+ICB-293V.zip



取りあえず役に立ちそうなA4用紙一面を〇で埋めたファイルも用意しておく。
基板印刷用.zip  (A4一面〇だけ)

http://ux.getuploader.com/ADMIS/download/54/%E5%9F%BA%E6%9D%BF%E5%8D%B0%E5%88%B7%E7%94%A8.zip


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